摂食嚥下障害・・・・・
摂食嚥下障害は、様々な環境や原因が考えられますが、特に、何かの病気に付随して起こるだけでなく、孤独・うつ等の社会的・精神的な環境悪化が多い中で加齢によって嚥下筋の力が低下する事でも、嚥下障害を引き起こすことがわかっています。その結果、栄養不良・食べる楽しみの喪失・誤嚥性肺炎などが生じる、原因の一つと考えられています。
□嚥下障害とは・・・
外部から飲食物を口に送込み、咽頭と食道を経て胃へ送り込む運動のいずれかに異常が生じた状態□嚥下障害によるリスク・・・
脱水症/栄養不良/呼吸器合併症(誤嚥性肺炎)/窒息/食べる楽しみの喪失□嚥下障害症状・・・
食中・食後・夜間の咳/痰の量や性状/咽頭部の違和感/食物残留感/飲込み困難/食欲低下/食事内容・量の変化/食事時間の延長/体重の減少/食事中の疲労□嚥下筋とは・・・
舌骨や咽頭、喉頭などと共に嚥下動作を機能させる舌骨上筋群や咽頭筋群の事飲み込みずらさ、咳き込み、食欲低下などが気になる方は、嚥下障害を疑ってみましょう。